「初心者ゴルファーは7番アイアンで練習すべきである」
これは、よく言われる言葉ですね。
アイアンにはショートアイアン、ミドルアイアン、ロングアイアンに分別できますが、その中で丁度中間の位置にあるのが、7番アイアンです。
このような理由からアイアンショットの基礎を覚えるためには、7番アイアンが良いと言われています。
7番アイアンを練習するにあたり、飛距離はどれくらい出せば良いのかという疑問があると思いますが、初心者ゴルファーの中でもヘッドスピードが速い人とそうでない人がいますので一概には言えません。
今回は7番アイアンの平均的な距離や練習のポイントを解説したいと思います。
料金 | ◎ | △ | ◎ | ◯ |
---|---|---|---|---|
上達度 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
レンタル | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
営業時間 | ◎ 7-23 |
◎ 7-23 |
△ 9-21 |
◯ 8-22 |
初回体験 | ◎ 3000円 |
◎ 3300円 |
◎ 無料 |
△ 11000円 |
形式 | ◎ 1:1 |
◎ 1:1 |
△ 最大6名:1 |
◎ 1:1 |
レッスン | 〇 50分 |
〇 50分 |
〇 55分 |
〇 30分 |
店舗数 | ◎ 25店舗 |
◎ 128店舗 |
◎ 27店舗 |
◎ 12店舗 |
公式HP | chiken golf | Rizap | zengolf | Golftec |
目次
まず、7番アイアンの基礎知識として、初心者ゴルファーは7番アイアンで練習せよと言われる理由をいくつか挙げてみました。
ゴルフクラブは、ドライバー~ショートアイアンまであり、当然ドライバーから順にクラブの長さが短くなっていきます。
クラブが長くなるにつれて打ち方のイメージが少し変わってきます。
アイアンもイメージとしては番手が小さなアイアンほどイメージとして払い打つイメージで打った方が上手くいくことが多いですね。
一般的には、クラブが長くなるほどミスが多くなる、つまり難しくなると言われています。
7番アイアンはその中間に位置するクラブなので、基本的なスイングを身につけるには最も適していると言われているのですね。
初心者ゴルファーがコースデビューする時には7番アイアンさえ打てれば何とかラウンドできると言われています。
その理由としては、7番アイアンはコースで使用する機会が多いクラブであるということが挙げられます。
特に初心者ゴルファーは7番アイアンを使う機会が多いです。
7番アイアンは、比較的簡単です。
アイアンショットでボールを上げるためにはある程度ボールにバックスピンを加える必要があるのである程度のヘッドスピードが必要です。
基本的には、番手が小さくなるほどボールを上げるのが難しくなります。
比較的ヘッドスピードが遅い初心者ゴルファーでもボールを上げやすく、且つある程度の飛距離が出せるクラブが7番アイアンです。
初心者ゴルファーが、「7番アイアンで160ヤード飛んだ!」などと喜んでいる姿を見ますが、そのほとんどの人は平均的に160ヤード飛ばすことはできないと考えます。
アイアンショットは、その時インパクトの形によって飛距離が変わってきますからね。
例えば、インパクトでロフトが立って、且つボールに対してクラブが被ってくると本来のロフトよりもやや低い弾道で且つ、フックボールが出やすくなります。
このような状況は最も飛距離が出るパターンで、フック回転が強ければボールは落ちてから転がります。
つまり、本来の7番アイアンのロフトで打てていないパターンです。
このような場合、本来の自分の距離よりも飛ぶことになりますが、この飛距離を自分の距離と勘違いしないようにしましょう。
「アイアンの飛距離はあくまで平均で考える」ことが大切です。
7番アイアンの平均飛距離 | |
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アマチュアゴルファー(男性) | 150ヤード |
アマチュアゴルファー(女性) | 90ヤード |
プロゴルファー(男性) | 180ヤード |
プロゴルファー(女性) | 150ヤード |
さて、「7番アイアンで飛距離をどれだけ出せば良いのか」という点を考えましょう。
基本的には、ヘッドスピードとミート率で飛距離が出ますが、あくまで平均的な飛距離の統計を見て、目標にするのも良いかと思います。
飛距離はキャリーで考えましょう。
キャリーとは、ボールが落ちた時点の距離のことです。
■ 男性アマチュアゴルファーの平均飛距離
男性アマチュアゴルファーの7番アイアンの平均飛距離は150ヤード。
個人的な感覚としては150ヤード飛ばすことができる人は、力があるゴルファーという印象です。
まあ、140ヤード~160ヤード飛ばすことができれば十分ですね。
■ 女性アマチュアゴルファーの平均飛距離
女性アマチュアゴルファーの7番アイアンの平均飛距離は、90ヤード。
70ヤード~120ヤード飛ばすことができれば十分ですね。
■ プロゴルファーの平均飛距離
男子プロゴルファーの7番アイアンの平均飛距離は、170ヤード~180ヤードと言われています。
これに対して女性プロゴルファーの7番アイアンの平均飛距離は140ヤード~150ヤードと言われていて、これは男性アマチュアゴルファーと同じくらいの距離ですね。
7番アイアンの平均飛距離を上述しましたが、平均飛距離に届いていない人も悲観することはありません。
7番アイアンで150ヤード飛ばすことができなければ、6番アイアンを使用すれば良いからです。
アイアンショットで重要視すべきは飛距離ではなく「方向性」。
ゴルフクラブで飛距離を求めるのは、ドライバーだけです。
飛距離を追求することは悪いことではありませんし、平均飛距離に届かなければ悔しいのもわかりますが、あくまでも方向性を重視した上で、飛距離を伸ばしていくような練習をすべきですね。
アイアンショットで重要視すべきは飛距離ではなく方向性であることは間違いありませんが、とは言ってもやはり平均飛距離くらいは出したいというのが、本音のところではないでしょうか。
アマチュアゴルファーが飛距離を伸ばしたければ、ヘッドスピードを速くする努力をするよりも、ミート率を向上させる努力をした方が効率的です。
ヘッドスピードの向上は時間がかかりますし、多くのアマチュアゴルファーはミート率が低いからです。
7番アイアンで150ヤード飛ばすことができる人が100ヤードを打ちたい場合には、当然フルスイングはできません。
やってみるとわかると思いますが、中々コントロールが難しいと感じると思います。
ポイントはフォローを小さめにゆっくりとしたリズムで軽くスイングすることと、できるだけ腕を使わずにボディーターンを意識して体でスイングすることです。
150ヤード飛ぶ7番アイアンで100ヤードを打つ練習をすることでスイングのリズムやボディーターンのポイントを体感することができます。
ビジネスゾーンと呼ばれる時計でいう「9時から3時まで」の振り幅でボールを打つ練習です。
ビジネスゾーンはスイングの中で最も大事な部分であると言われていますから、この部分を切り取って練習することで正しいスイングを身につけることができます。
スイングの基礎を覚える練習になりますし、実際のラウンドで例えば林の中にボールが入ってレイアップしたい場合や、低い弾道で木の下などの隙間を通したい場合などフルショットができない場面が多いですので、このような小さなスイングを練習しておくと本番で役に立つというメリットがあります。
7番アイアンに限りませんが、得意なクラブを一本作っておくと、トラブル時に自信を持ってスイングすることができます。
このように7番アイアンを練習することで、スイングの基礎を作ることと、トラブル時の対応力の向上という二つのメリットが見込めますね。
練習場のマットの上から打つと、実際はダフっているのにボールがしっかりと飛ぶことがあります。
これは、練習場のマット、人工芝はクラブフェイスが滑るので多少手前でダフってもボールをインパクトできるからです。
「練習場では上手く打てるのに、コースでは上手く打てない」
このような悩みを持っている人はおそらく、練習場でもダフっているのかもしれないということを認識しなければなりません。
ティーアップしてアイアンを打つと、クリーンにボールを捉える感触を体感できますし、ミスがミスとして出やすいので、自分のスイングをしっかりとフィードバックできます。
注意点は、ティーアップしているからと言って「すくい打ちをしない」ようにすることです。
おそらく、すくい打ちになればフェイスは開いて右方向へボールが飛ぶと思いますが、しっかりと上からボールを打つイメージで練習しましょう。
7番アイアンにも種類があることを知らない人は多いかと思います。
何が違うかと言えば、「ロフトの角度」が違います。
ロフトとは、簡単に言えばクラブフェイスの角度のことです。
ロフトの角度が大きくなるにつれてボールが上がりやすくなります。
ボールが上がりやすい方が飛ぶようなイメージがあるかもしれませんが、飛距離ということだけ考えれば、ロフト角が小さい方がボールは飛びます。
一般的な7番アイアンのロフト角は28度から32度と言われています。
飛び系と言われるアイアンは、30度以下になっていることが多いです。
昔の5Iくらいのロフト角になっていますから、飛ぶのは当然かもしれません。
「ゴルフは道具を使うスポーツ」です。
どうしても7番アイアンの平均飛距離に届かないという人は、飛び系のアイアンを選ぶというのも一つの方法であると思います。
初心者ゴルファーは、7番アイアンを徹底的に練習すべきです。
中間的なクラブですから、スイングの基礎を学ぶことができますし、実際のラウンドでは7番アイアンの出番が多いというのもその理由の1つです。
7番アイアンの平均飛距離をピックアップしましたが、アイアンの飛距離はヘッドスピードによるところが大きいので平均飛距離に届かなくてもそれほど悲観する必要はありません。
アイアンは飛距離より方向性が大事ですからね。
ただ、やはり飛距離を伸ばしたいという人は、ハーフスイング練習法などインパクトの形を覚える練習をしてミート率を上げることで平均飛距離に近づくと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
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