ドライバーショットのミスに「引っかけ」があります。
「引っかけ」とは、左回転のボールが目標よりも左に飛んで行くミスです。
初心者ゴルファーがドライバーショットを打つと大抵の場合「スライス」しますが、スライスを矯正して克服すると次は「引っかけ」のミスが出ることが多いです。
引っかけのミスは、連続して出ることが多く、ゴルフのスコアを大きく崩す原因のひとつです。
が大切です。
今回は、「引っかけ」をなおす5つのポイントを紹介します。
料金 | ◎ | △ | ◎ | ◯ |
---|---|---|---|---|
上達度 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
レンタル | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
営業時間 | ◎ 7-23 |
◎ 7-23 |
△ 9-21 |
◯ 8-22 |
初回体験 | ◎ 3000円 |
◎ 3300円 |
◎ 無料 |
△ 11000円 |
形式 | ◎ 1:1 |
◎ 1:1 |
△ 最大6名:1 |
◎ 1:1 |
レッスン | 〇 50分 |
〇 50分 |
〇 55分 |
〇 30分 |
店舗数 | ◎ 25店舗 |
◎ 128店舗 |
◎ 27店舗 |
◎ 12店舗 |
公式HP | chiken golf |
Rizap |
zengolf |
Golftec![]() |
目次
引っかけは2種類あることを頭に入れておきましょう。
があります。
どちらにしろ、引っかけは“OBになりやすい危険な球筋”であること、また、“何故か繰り返しやすいミス”であることを頭に入れておきましょう。
「引っかけ」のミスはゴルフにおいてスコアを崩す大きな要因となります。
特にドライバーショットの引っかけは、スライス系のミスと違い、ボールに勢いがあるのでOBとなる危険性は高いです。
また、“繰り返しやすい”のも引っかけの特徴で、連続OBになってしまうことも少なくありませんから、ゴルフのスコアを良くするためには、引っかけをなくすことが大事ですね。
引っかけを改善するためには、まず何故引っかけのミスが出るのかを知ることが大切ですが、引っかけが出る原因はひとつではありません。
次項からは、引っかけの原因について解析していきます。
ドライバーショットで引っかけのミスが多いという人は、まず「極端なフックグリップになっていないか」という点をチェックしてみましょう。
自分のグリップがフックグリップになっているかどうかのチェックポイントは・・
「左手のこぶしの山が三個以上見えるかどうか」です。
フックグリップにするとインパクトで手首が返りやすいので、ボールを捕まえやすいというメリットがある一方でボールが捕まりすぎてインパクトでクラブフェイスが閉じすぎてしまうというデメリットがります。
特に、チーピンのミスが出やすい方は、極端なフックグリップになっている可能性がありますので、一度グリップのチェックをして極端なフックグリップになっていないかを確認する必要があります。
ドライバーショットにおける引っかけのミスは、初心者ゴルファーが中級者や上級者になるための道であると考えます。
多くの初心者ゴルファーは、まず、ドライバーショットでスライスに悩まされます。
そしてドライバーショットのスライスを改善しようとして、ボールを捕まえるために“頭を残す”ことや、どうやったらインパクトでクラブフェイスを閉じることができるかを考え、試行錯誤します。
このような試行錯誤の中で、「やっとスライスを克服した」と自分を褒めたころに、引っかけのミスが出てきます。
これが、ドライバーショットの難しいところですね。
例えば、スライスしたくないからボールを良く見ようという意識が働くと、トップからインパクトにかけて体が止まってしまうことがあります。
ボールを良く見ようとするあまり、結果として体の回転が止まり手打ちになってしまうのです。
手打ちになれば体が止まっている状態でクラブを閉じる動きをすることで過度に手首が返ってしまいますから、クラブフェイスが過度に閉じてしまいます。
また、頭を残すという意識も同じで、体の回転を止めてしまう場合があるのです。
また、初心者ゴルファーが自己のスイングについて研究を重ねていくと、ボールを芯で捉えたいという気持が強くなり、次第にスイングが小さくなってしまうことがあります。
ボールに当てたいという気持が強くなることで、体の捻転が小さくなり、トップでしっかりと捻転していないトップになることがあります。
コンパクトなスイングは悪くないのですが、体がしっかりと回らないトップは引っかけの原因となります。
練習場では、引っかけが出ないのに、ラウンドすると引っかけが出るという人はアドレスに注目しましょう。
目標方向に対してスクウェアにアドレスができていますか?
ドライバーショットで左への引っかけのミスは、ティーショットで左が狭いホールで起こりやすいです。
左がOBで狭いと感じたホール。
目標方向は、当然ですが、狭い左側よりも広い右側に目標方向を設定しますよね。
左が狭いホールで目標方向をフェアウェイ右側くらいに設定するのは正しい選択ですが、左が怖いと思うほど極端に右側に目標方向を設定する人が多いです。
ただし、やはりボールはフェアウェイに落としたいですよね。
極端に目標方向を右側に設定してもボールをそこよりも少し左に引っ張りたいという思いが無意識に働き引っかけのミスが出ることが多いですね。
大抵の場合、右を向いても左へボールを戻したいのでクローズスタンスになってしまうことが多いです。
目標方向を右側に設定したら、目標方向に対してスクウェアに構えるという意識を持ちましょう。
引っかけの原因として多いのが、“打ち急ぎ”と言われるミスです。
打ち急ぎとは、本来の自分のスイングのリズムよりも早いリズムでスイングをしてしまう現象ですね。
本来の自分のリズムが、「イチ、ニのサン!」というリズムだとして、“の”が抜けて「イチ、ニ、サン」というリズムでスイングしてしまうのが打ち急ぎです。
このように自分のリズムで打てないと、トップが浅くなり、切り返しで間ができないので手打ちになり、引っかけが出やすくなります。
ゴルフのスイングで大切なことは再現性の高いスイングをするということです。
練習場では、ゆったりとしたリズムでスイングができていても、ラウンドの緊張感や「早くボールの行き先を見たい」、「ボールの芯を捉えたい」このような気持ちが打ち急ぎを誘発しますので注意が必要ですね。
引っかけがいつまで経っても直らないという人は、ドライバーを見直すことも大事ですね。
初心者ゴルファーのうちは、どうしてもスライスに悩まされることが多いので、つかまりやすいドライバーを選びがちです。
つかまりやすいドライバーは良いのですが、スライスが矯正され、スイングができてくると、つかまりすぎてしまうことがあります。
自分のスイングにクラブのスペックが合わなくなるという嬉しい悩みが出てくるのです。
このような時は、思い切ってつかまりやすいドライバーから敢えてつかまりを抑えたドライバーを選ぶことも大事ですね。
チーピンが嫌ならロフトを大きめにする、重心距離が長くクラブフェイスが返りづらいドライバーを選ぶなど工夫してみましょう。
引っかけのミスがゴルフにおいて危険なミスである理由の1つに、“ミスが連続で出ることが多い”という点があります。
左に引っかけて連続OB・・
このようなミスが1回でも出てしまうと、簡単に1ホールで2桁を叩いてしまいますからね。
正直なところ、100を切れるかどうかのレベルであれば、1回OBが出た後に、繰り返さない技術が最も大事です。
つまり、その場で応急処置的に何とか引っかけを一時的に矯正することが大事です。
ドライバーショットで左へ引っかけのミスが出た後に、左へのミスに対して過敏に反応し、目標方向よりも極端に右を向く人が多いですが、体が止まりやすいクローズスタンスになってしまうリスクがあります。
クローズスタンスになれば、インサイドアウト軌道になりやすいですから、クラブフェイスが閉じやすい状況を作ってしまうのです。
ですから、左が怖い時に少し右を向くくらいなら良いですが、極端に右を向くことは逆効果になりやすいことを頭に入れておきましょう。
左が怖い時こそ、“敢えて目標方向よりも左を向く”くらいの度胸が必要です。
左を向けば逆にオープンスタンスになりやすいのでボールがつかまりにくくなりますから、一応理屈的にも引っかけは出にくくなるはずです。
アドレスでボールを右側に置くというのも引っかけを防ぐテクニックですね。
ドライバーショットは、左足かかと線上にティーアップするのが基本ですが、引っかけが多い人はボールをやや右足寄りに置くことで、クラブが上から入りやすくなるので引っかけのミスは防止できるかもしれません。
どうしても引っかけのミスだけは避けたい場合には、“極端なウィークグリップで握る”という応急処置もあります。
ウィークグリップとは、スライス系のボールが出やすい握り方です。
左手のこぶしの山が1つしか見えない握り方ですね。
手首が返りにくくなるので、引っかけのミスは出にくくなると思いますね。
個人的には、初心者ゴルファーにはフックグリップをオススメしますが、引っかけが出やすい人はこのグリップの握り方を試してみると良いですね。
初心者ゴルファーがドライバーショットのスライスや右方向へのミスを改善したころに再び悩まされるのが引っかけです。
引っかけのミスの原因はいろいろとありますので、今回紹介したものの中に自分に当てはまるものがあれば、是非、試してみてください。
もう一度言いますが、引っかけのミスが頻発してきたら、ゴルフが上手くなってきている証拠です。
ゴルフ中級者、上級者への道はすぐ前にあります。
あきらめずに頑張りましょう!
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