「ゴルフは道具を使うスポーツ」と言われています。
技術だけでなく、道具を上手く使うことがゴルフ上達の秘訣です。
道具というと、クラブを思い浮かべると思いますが、ゴルフボール選びも重要。
ゴルフボールにも種類があります。
簡単に言えば、
があるのですが、構造上の違いにより特徴や値段が違ってきます。
それぞれの特徴について説明します。
料金 | ◎ | △ | ◎ | ◯ |
---|---|---|---|---|
上達度 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
レンタル | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
営業時間 | ◎ 7-23 |
◎ 7-23 |
△ 9-21 |
◯ 8-22 |
初回体験 | ◎ 3000円 |
◎ 3300円 |
◎ 無料 |
△ 11000円 |
形式 | ◎ 1:1 |
◎ 1:1 |
△ 最大6名:1 |
◎ 1:1 |
レッスン | 〇 50分 |
〇 50分 |
〇 55分 |
〇 30分 |
店舗数 | ◎ 25店舗 |
◎ 128店舗 |
◎ 27店舗 |
◎ 12店舗 |
公式HP | chiken golf | Rizap | zengolf | Golftec |
目次
ゴルフボールは、大きく分けて2種類あります。
ディスタンス系のボールとスピン系のボールです。
ディスタンス系のボールとは、簡単に言えば飛距離が出やすいボールであり、スピン系のボールとはグリーン上でスピンがかかりやすいボールです。
ボールの構造を説明します。
ボールは、コアと呼ばれる部分とそれを覆っているカバーで作られています。
ディスタンス系のボールは、「コアが柔らかくカバーが硬い」という構造上の特徴があります。
コアが柔らかいとボールが潰れやすいですからボールにスピンがかかりにくいです。
つまり、低スピンのボールが打ちやすいという特徴があり、飛距離性能が高いボールとなります。
例えば、スピン量が多くボールが吹き上がってしまう人は、ディスタンス系のボールを使うことでスピン量を抑え適正なスピン量のボールを打つことができるようになります。
適正なスピン量のボールを打つことができるようになれば、当然飛距離は伸びます。
また、スピン量が多いボールは地面に着地した時点で止まりますから、飛距離が出ませんが、スピン量が少ないボールは着地してから地面を転がりますから、飛距離が出ます。
つまり、キャリーが同じでもランが出るか出ないかで飛距離が変わってくるということですね。
ただし、グリーン上のスピン性能は落ちますから、アプローチでスピンをかけるような上級者には好まれないという傾向があります。
スピン系のボールとは、“コアが硬くカバーが柔らかい”という構造上の特徴があります。
カバーが柔らかいと、スピンがかかりやすいというメリットともデメリットともとれる特徴があります。
では、スピン系のボールでティーショットを打つとスピン量が多すぎて飛ばない、大きく曲がるなどの弊害があるのかというとそうでもなく、現実的には短い距離のショットほどスピン量の影響を受けます。
プロゴルファーのようなスピンを効かせたアプローチをしたいなら、スピン系のボールを使うことで止まるボールを打ちやすくなります。
私の経験段ですが、あるゴルフ上級者がグリーン周りで信じられないくらいスピンがかかって止まるショットを打っているのを見て、
「どうやって打てばそんなにバックスピンがかかるのですか?」と質問したところ、
「ボールかな」という答えが返ってきたことがあります。
それくらい、アプローチのスピン量は、ボールに依存するところが多いということですよね。
ゴルフボールにはディスタンス系とスピン系があることは前述しました。
イメージとしては、飛距離ならディスタンス系、アプローチならスピン系のボールが有利という感じですね。
それぞれメリットとデメリットがあったわけですが、この2種類のボールのいいとこどりをしたのが、“第三のボール”です。
特徴は、コアもカバーも柔らかいという点です。
とは言ってもやはり飛距離ではディスタンス系が有利でアプローチではスピン系が有利という点は変わりません。
ディスタンス系のボールとスピン系のボールの中間というイメージで良いかと思います。
ボールによってスコアが変わるかというと、自分に合ったボールを使用することでスコアが良くなる可能性は高いです。
ドライバーが苦手な人はディスタンス系を使用した方が良いかと感じます。
スピン量が減るということはサイドスピン量も増えますからミスショットをした時に両サイドへの曲がりも大きくなります。
また、スピン量が減るのでボールが着地してから転がりやすいので飛距離は出やすいですね。
アプローチでボールが止まらない、ショートホールでボールが止まらないことに悩んでいる人はスピン系のボールを試してみると良いかもしれません。
“飛距離もスピンも両方追求したい”という人は第三のボールを使うと良いですね。
このように、ボールを変えることで飛距離が伸びたり、スピンが効いたアプローチを打つことができるようになることもあるので、そのような意味ではボールによってスコアが良くなることは十分にあることです。
ゴルフボールもギアの1つというのは、大袈裟な表現ではないような気がします。
ロストボールとは、簡単に言えば新品でないボールのことです。
ロストボールの大きなメリットは、安いというコストのメリットが大きいですね。
ゴルフはなんだかんだ言ってお金がかかるスポーツです。
特に初心者ゴルファーは、技術がないのでボールをなくす確率は高くなります。
ボール代に関しては、ボールをなくすゴルファー=初心者ゴルファーの方が、お金がかかりますから何とかボール代を節約したいという思いからロストボールを選ぶ可能性は高くなります。
ロストボールが悪いわけではありませんが、大きなデメリットとしてあたりはずれがあるという点がありますね。
スピン系のボールとディスタンス系のボールの値段を比較してみますと、圧倒的にスピン系のボールの方が、値段が高いという傾向がありますね。
スピン系のボールの高いものだと1ダース6000円以上するものがあります。
安いものでも3000円以上はかかるというのが相場です。
これに対してディスタンス系のボールは高いものでも3000円前後、安いものであれば2000円以下で購入できます。
初心者ゴルファーが選ぶべきボールは、やはりディスタンス系が良いのではないかと思います。
一番の理由は、値段ですね。
初心者ゴルファーは、ボールをなくすことが多いので、安いボールを選んだ方がボールをなくした時のショックが少なくて済むのかなと思います。
スピンをかけたいなら、スピン系のボールを使うべきですが、いくらスピンがかかりやすいと言ってもボールを芯でヒットする技術がなければスピンはかかりませんからね。
やはり、一般的なイメージ通り“スピン系のボールは上級者が使うもの”という認識で良いのではないかと思います。
初心者ゴルファーからアベレージゴルファーになったくらいのタイミングで使用したいボールです。
基本的には、コアが柔らかくカバーが硬いディスタンス系のボールですが、カバーを薄くすることでスピン性能も向上させています。
高弾道、低スピンの飛ぶ弾道になりやすく、更にスピン性能も高いのでアプローチでグリーンに止めやすいというメリットもあります。
特筆すべきは値段。
1ダース(12個)2000円前後で購入できるのでコスパ的にも最高ではないかと思います。
初心者ゴルファーは、ボールをなくすことが多いです。
ロストボールを使用するのも良いですが、クラブと同じようにボールにも思い入れを持った方が、ゴルフが上達するという説もあります。
「でも、新品のボールは高いから・・・」
そんな初心者ゴルファーにオススメのボールが、TOURSTAGE(ブリヂストン) S100です。
ブリジストンのボールでディスタンス系のボールですが、カバーがソフトですのである程度のスピン性能も期待できます。
そして値段が安い!
場合によっては、2ダースで、3000円前後で販売していることもあり、この値段ならロストボールと大差ないですよね。
スピン系のボールを使いたいなら、TITLEIST(タイトリスト) PRO V1は憧れのボールです。
ゴルフ上級者やプロゴルファーの使用率が高いボールですね。
人気の理由は、スピン性能でしょう。
一度使用してみるとわかると思いますが、しっかりとスピンを効かせることができるボールです。
そして、何より見た目がカッコいいですよね。
ちょっと眺めていたいくらいデザインがカッコよく、美しいボールです。
第三のボールとして注目を浴びているボールがゼクシオUX AERO。
他のゼクシオのボールとは、少しデザインが違っていて、シャープなデザインという印象がありますね。
コアもカバーも柔らかい第三のボールです。
打感はソフトで飛距離性能も高く、スピン性能もそこそこ高いという評判ですので、アプローチでしっかり止めたいけれど飛距離も捨てたくないという人にオススメのゴルフボールです。
ゴルフを上達させたいなら、ゴルフボールにこだわりを持つことも重要です。
ゴルフボールには種類があり、簡単に言えば、飛ばしたいならディスタンス系、スピンをかけたいならスピン系のボールを使用すると良いという話でした。
基本的には、ディスタンス系のボールよりもスピン系のボールの方が、値段が高いという傾向があり、更にメーカーの技術力も向上しているという現状を考えれば、初心者ゴルファーはディスタンス系のボールで十分だと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
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